本文
令和4年度 消費生活相談状況
令和4年度に山口県消費生活センターで受け付けた消費生活相談の状況を取りまとめましたので、その概要をお知らせします。
1 相談件数
相談件数は、1,812件で、前年度(1,794件)に比べ18件増加し、対前年度比101.0%となった。市町の消費生活相談体制の充実・強化を促すとともに、複雑化・多様化する相談事案に対し、市町や関係機関と連携して対応に当たっている。
年度 | 平成30年度 | 令和元年度 | 令和2年度 | 令和3年度 | 令和4年度 |
---|---|---|---|---|---|
件数 | 3,459件 | 2,845件 | 2,591件 | 1,794件 | 1,812件 |
- 年代別では、「70歳以上」が最多で、次いで60歳代、50歳代、40歳代、20歳代、30歳代、20歳未満の順となっている。また、契約当事者が65歳以上の高齢者である相談は547件で、全体の30.2%を占めている。
区分 |
18歳未満 |
18・19歳 | 20 歳代 | 30 歳代 | 40 歳代 | 50 歳代 | 60 歳代 | 70歳以上 | 不明 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
件数 |
12件 |
13 件 | 114 件 |
84件 |
178件 | 256件 | 297件 | 396件 | 462件 | 1,812件 |
- 販売購入形態別では、「通信販売」(639件)が相談全体の35.3%を占め、昨年度に引き続き最も多くなっている。
- 商品別では、化粧品に関する相談を含む「保健衛生品」(184件)が最も多く、サービス別では、「金融・保険サービス」(128件)が最も多くなっている。
2 相談の傾向と特徴
- 相談件数は近年減少傾向にあったが、令和4年度はわずかに増加している。
- 販売購入形態では「通信販売」に関する相談が最も多い。次いで、「店舗購入」「訪問販売」「電話勧誘販売」が上位になっている。
- 令和4年4月1日の民法改正による成年年齢引き下げに伴う18・19歳の相談件数の増加が懸念されたが、今のところ、相談件数の変化は顕著には見られない。
- 新型コロナウイルス関連の相談件数は28件で、前年度(50件)に比べて大幅に減少している。コロナの入院給付金について保険会社に問い合わせるが電話が繋がらないといった相談が多く見られた。
「令和4年度消費生活相談の状況」の全体については、山口県消費生活センターのホームページで御覧いただけます。
消費生活センター・令和4年度 消費生活相談状況
〔参考:相談体制〕
- 相談対応機関:山口県消費生活センター(山口市滝町1-1 山口県庁厚生棟2階)
- 相談受付時間:月曜日から金曜日 8時30分から17時00分まで(土曜日、日曜日、祝日、年末年始を除く)
- 相談受付方法:電話・来所・メール
- 相談専用電話番号:083-924-0999、消費者ホットライン:188(いやや!)
お問い合わせ先
県民生活課
Tel:083-924-2421
Fax:083-923-3407
Mail:manaberu@pref.yamaguchi.lg.jp