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「花清桜」号及び「国峰花」号を県基幹種雄牛として選抜しました!!
1 内容
本県では、県産和牛の高品質化を進め、県内農家を支援するため、肉質(脂肪交雑)や肉量に優れた種雄牛の育成に取り組んでいます。
このたび、県育成種雄牛「花清桜」号と「国峰花」号の産子(検定牛)の肥育及び遺伝的能力(育種価)の評価が終了し、肉量に加え、特に脂肪交雑(霜降り度合い)で県歴代種雄牛を上回る成績を確認したことから、2頭を県基幹種雄牛として、県内での利用推進を図ります。
2 問い合わせ先
山口県農林総合技術センター畜産技術部 家畜改良研究室(担当:大賀、吉村)
Tel:0837-52-0258、Fax:0837-52-4832
住所:美祢市伊佐町河原1200
3 参考
(1)基幹種雄牛
県では、県内畜産農家へ子牛生産のために凍結精液を供給する目的で、雄牛を育成しており、その中から優秀な成績を確認した雄牛を「基幹種雄牛」として選抜します。
(2) 遺伝的能力(育種価)
当該牛の産子の枝肉成績と血縁情報のデータを分析し、そこから、飼養管理や出荷月齢などの「環境的な要因」を取り除いて、子に伝わる「遺伝的能力」の部分を数値として表したものです。
(3)成績(脂肪交雑)の概要
種雄牛 |
検定牛の成績 (Bms No. ※1) |
遺伝的 能力※2 |
備考 |
花清桜 |
8.6 |
1位 |
遺伝的能力が県内トップ |
国峰花 |
8.7 |
3位 |
検定牛の成績が県歴代トップ |
生美治〔いくみはる〕 (県育成) |
7.9 |
4位 |
検定牛の成績がこれまでの県歴代トップ |
全国平均 (R2) |
7.6 |
― |
全国20道県の育成種雄牛のうち、昨年度評価された41頭の平均値 |
※1)12段階で評価し、数値が高い方が霜降り度合いが優れる
※2)県育成種雄牛86頭中の順位(R4年2月評価)