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野生いのししの豚熱感染確認(5例目)について
周南市内において発見された野生いのししについて、遺伝子検査を実施した結果、豚熱の感染が確認されましたので、お知らせします。
1 概要
区分 |
死亡いのしし |
確認地点 |
周南市樋口 |
発見日 |
3月29日(火曜日) |
検査機関 |
中部家畜保健衛生所(山口市) |
2 県の対応
(1)飼養衛生管理基準の徹底等
本日、県内の全13農場に対して、県内5例目の野生いのししへの感染が確認されたことを情報提供し、異常の無いことを確認済み。また、畜舎等の消毒や野生動物侵入防止対策の実施など、飼養衛生管理基準の遵守を再度徹底した。
(2)豚熱監視体制の強化
養豚農場が存在する全ての地域で、捕獲した野生いのししの一部を抽出し、感染エリア等を把握するための確認検査を実施する。
(3)森林作業者や登山者等への注意喚起
靴底等に付着したいのししの糞等を介した豚熱ウイルスの拡散を防止するため、森林作業者や登山者等に、ポスターやチラシにより注意喚起を行う。
(4)豚熱ワクチンの接種
国の専門会議で、本県が「ワクチン接種推奨地域」に設定されたことから、「ワクチン接種プログラム」を作成し、国の確認を受けた後、飼養豚への豚熱ワクチン接種を実施する。
※ 移動制限区域の設定・消毒ポイントの設置
国と協議し、半径10km以内に養豚農場等が無いことから、移動制限区域の設定や消毒ポイントの設置はしないことを確認済み。
野生いのししの豚熱感染確認地点(令和4年3月30日時点) (PDF:392KB)
お問い合わせ先
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