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Y-BASEの5G環境を利用したロボットアーム制御の実証について
県では、ものづくり企業のDXに向けた取組を促進するため、未来技術の実践・実証フィールドとして「未来技術オープンラボ」を構築し、デジタル技術を活用した県内企業の実証事業等を支援しています。
この度、オープンラボの取組の一環として、県、(株)YOODS、(株)NTTドコモが連携して、Y-BASEの5G環境を利用した実証を、下記のとおり行いますのでお知らせします。
なお、Y-BASEでは、昨年12月から、全国に先駆けて(株)NTTドコモが法人向けにサービス提供を開始した5Gの新たな通信方式(SA(スタンドアロン)方式)※の利用が可能となっており、SA方式の5G環境を利用した実証は中国地方初の取組となります。
※SA方式の概要 現行の5Gは、4Gの基地局を活用した通信方式(NSA:ノンスタンドアロン)で提供されており、超高速、多数接続、低遅延の3つの特性のうち、超高速のみを実現している。 一方、SA方式は5G専用の基地局による通信方式であり、超高速、多数接続、低遅延の特性を利用目的に応じて柔軟に実現することが可能。 |
1 日時
令和4年1月31日(月曜日)14時00分から
2 場所
やまぐちDX推進拠点「Y-BASE」
(〒753-0077 山口県山口市熊野町1-10 ニューメディアプラザ山口10階)
※ 取材の際は、新型コロナウィルスの感染対策を徹底の上、ご来場ください。
3 実証概要
ロボットアームに搭載したカメラの情報を基に、ロボットが自ら物体認識できるよう、現在は、ロボットアームごとに配置した高性能PCに処理させているが、アーム台数に応じてPCが必要となり、機器の導入コストが普及の障害になっている。
このため、本実証では、コスト低減に向けて、通常は高性能PCが行っている物体認識に係る処理について、Y-BASEの5G環境を利用して、ロボットアームとクラウド上の高性能サーバ(1台)を5G通信により接続し、サーバによる一元的な処理による稼働を検証する。
《イメージ》
4 各者の役割
関係者 | 役割 |
---|---|
山口県 | プロジェクトの主催、実証場所の提供 |
(株)YOODS | 本実証環境及び機器の企画・開発 |
(株)NTTドコモ | 5Gネットワーク構築、クラウド提供、実証支援 |
お問い合わせ先
産業戦略部
Tel:083-933-2472
Fax:083-933-2469
Mail:a11400@pref.yamaguchi.lg.jp
デジタル政策課
Tel:083-933-1326
Fax:083-933-2689
Mail:a13000@pref.yamaguchi.lg.jp