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テーマ展「動物サポーターの7年」 山口博物館で活動する動物サポーターの成果を展示
山口博物館の動物サポーター制度が始まり7年たちました。動物サポーターは、毎週定期的に活動しています。毎月2回の山口市鴻ノ峰での昆虫を中心とする野生生物調査・昆虫標本作製、哺乳類・鳥類の解剖・標本の作製、展示標本の作製、動物標本のデータ登録・整理をしています。本展では、野生生物の調査や剥製・骨格標本の作製の様子や、12万点を超える動物標本のデータ登録や整理などの活動状況を紹介するとともに、サポーターが作製した標本類を展示解説し、サポーター活動への理解を深めます。
1 会期
令和3年12月10日(金曜日)~令和4年4月10日(日曜日)
(休館日 毎週月曜日。月曜日が祝日の場合は翌火曜日及び年末年始)
2 会場
山口県立山口博物館3階展示室 (山口市春日町8番2号)
3 観覧料
常設展観覧料に含まれる(一般150円、学生100円)
18歳以下及び70歳以上、高等学校・中等教育学校・総合支援学校(特別支援学校)の生徒は無料
《参考》山口博物館サポーターとは
山口博物館の理念や活動に共感し、ともに山口博物館をつくっていこうという意志を持ち、一定の専門知識を有する方に登録してもらい、博物館の取組に対する様々なサポート活動を行う制度。
本年度は天文、理工、動物、植物、地学の分野で計83人が登録されている。
このうち、動物サポーターは、2015年以降、哺乳類・鳥類などの剥製・骨格標本の作製を行うとともに、地域の生物採集、観察、標本作製等のインベントリー調査に力を注いでいる。現在の登録者数は13人(他に動物の解剖を中心に行っている学生動物サポーターが30人いる)。
4 展示内容
- 野生生物の調査(山口市鴻ノ峰)
- 調査はおもしろい!採集の極意を紹介
- 採集し標本になった昆虫約1500種を展示
- 出会った植物や野鳥を紹介
- サポーターが作製した剥製・骨格標本
- 交通事故や有害捕獲やネコによる採集で博物館に持ち込まれた標本になった哺乳類
- 衝突事故で博物館に持ち込まれ標本になった野鳥類
- 12万点を超える動物標本データを登録
- 山口博物館の収蔵標本データを世界に発信(GBIF事業)
- 動物サポーター7年の足跡
5 問い合わせ先
山口県立山口博物館(担当 田中 浩)
〒753-0073 山口市春日町8-2 電話(083)922-0294/Fax(083)922-0353
ホームページ https://www.yamahaku.pref.yamaguchi.lg.jp/<外部リンク>
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Tel:083-922-0294
Fax:083-922-0353
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