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「アグリビジネス創出フェア2021」に県内民間企業と共同開発した「通信型マルドリシステム」等を出展します。
1 目的
山口県では、農業従事者の高齢化や担い手の減少等の課題を解決し、農業が将来にわたり持続可能な産業として成長していけるよう、スマート農業の現場実装に努めています。そのなかで柑橘栽培の管理労力軽減を目的に、エコマス株式会社、日進工業株式会社と共同して「通信型マルドリシステム」を開発してきました。つきましては、本システムと産公連携で同様に開発した「ため池管理システム・水門管理システム」を併せて、東京で開催される「アグリビジネス創出フェア2021」でPRするために出展します。
2 日時
令和3年11月24日(水曜日)から11月26日(金曜日)午前10時から午後5時
3 場所
東京ビックサイト 青海展示棟
(東京都江東区青海1丁目2-33)
4 主催
農林水産省
5 内容
- 「通信型マルドリシステム」の紹介
- 「ため池管理システム・水門管理システム」の紹介
6 問い合わせ先
山口県農林総合技術センター農業技術部柑きつ振興センター
Tel:0820-77-1019 (担当:中島(なかしま))
山口県産業技術センター
Tel:0836-53-5061 (担当:中野(なかの)、遠藤(えんどう)、吉木(よしき))
7 参考
スマート農業とは
スマート農業とは、近年の担い手の減少・高齢化の進行等による労働力不足問題や、農業熟練者の技術の継承問題等を解決するために、ロボットやAI 、IoT等の先端技術を活用し、超省力化や高品質生産等を可能にする新たな農業。
「通信型マルドリシステム」について
「通信型マルドリシステム」は従来のマルドリシステム(※)にIoT技術を活用し、園地の遠隔監視やスマートフォン等での遠隔操作機能を実用化し、さらなる園地管理の省力化を図るシステム。
※ マルチシート(マル)の下に点滴(ドリップ)チューブを設置する栽培方法で、養水分を制御することにより、高品質な果実生産が可能となる。
「ため池管理システム・水門管理システム」とは
ため池や用水路等の水位や状況を遠隔監視し、ゲートやバルブの開閉操作を携帯端末やパソコンからIoTにより遠隔操作するシステム。
「アグリビジネス創出フェア2021」について
全国の研究機関、事業者等が農林水産・食品分野の最新の研究成果を紹介し、相互の連携を促す場として開催される「技術・交流展示会」。
(公式HP:アグリビジネス創出フェア2021<外部リンク>)
お問い合わせ先
農林総合技術センター
Tel:0820-77-1019
Fax:0820-77-1352
Mail:a17202@pref.yamaguchi.lg.jp
山口県産業技術センター
Tel:0836-53-5061
Fax:0836-53-5071