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「令和3年度 卓越した技能者(現代の名工)表彰」について
令和3年度卓越した技能者(現代の名工)に本県関係者が決定しました。
1 本県の被表彰者
氏名・年齢 | 荒木 泰司(あらき やすじ) 58歳 (R3年11月1日現在) |
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職種 | 建築大工 |
所属 | ウッド・アート(下関市) |
技能功績の概要 | 日本古来の「規矩術(きくじゅつ)」※に精通し、建築大工として卓越した知識と技能を有している。社寺建築、修繕の伝統的な木造建物の建築技能に優れ、県内外の建築にも携わり業界内で高い評価を得ている。数々の技能競技大会で優秀な成績を修めた自らの経験をもとに、技能五輪出場選手等を対象とした訓練指導を行っている。主席技能検定委員、認定職業訓練校における指導員、ものづくりマイスターを務めるなど、後進育成や伝統技能の継承にも尽力している。 |
※ 大工の技術の一つで木造建築物の仕口・継ぎ手その他の接合部分など、部材の形状全般を「規」及び「矩」によって作り出す手法。「規」はコンパス、「矩」は曲尺や定規を意味する。
2 表彰式
- 日時 令和3年11月8日(月曜日)
- 場所 リーガロイヤルホテル東京(東京都新宿区戸塚町1-104-19)
- 内容 厚生労働大臣から、表彰状、卓越技能章(盾と徽章(きしょう))及び褒賞金が授与されます。
今年度は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から規模を縮小して、部門別代表者20名により執り行われます(全国被表彰者150名)。
本県の被表彰者には、県から伝達を行います。伝達式の日程等の詳細は、別途、記者配布します。
参考
厚生労働省では毎年11月の「人材開発促進月間」(11月1日から11月30日まで)の主要行事として、卓越した技能者の表彰を行っています。
この表彰は、卓越した技能を持ち、その道で第一人者と目されている技能者を表彰し、技能者の地位と技能水準の向上を図るとともに、技能の世界で活躍する職人や技能の世界を志す若者に目標を示し、精進する気運を高めることを目的として、昭和42年度から実施されており、これまでの本県の被表彰者は、本年度を含めて65名となります。
29年度 | 30年度 | 元年度 | 2年度 | 3年度 |
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1名 | 0名 | 2名 | 2名 | 1名 |
お問い合わせ先
労働政策課
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