県内の交通信号機の設置箇所数(令和5年3月末現在)は2,762箇所です。
その内訳は、交差点信号機1,785箇所、押ボタン式信号機945箇所、その他の信号機(一灯式、踏切信号機)32箇所です。なお、最近5年間の交通信号機の新設状況(箇所数)はPC・スマートフォン用ページに掲載されております。
交通信号機の種類は、信号制御の方法によって次のように分けられます。
車両や歩行者を感知して信号が変わり、通行する車両の増減に応じて青信号の時間を調整する信号機です。
青、黄、赤の信号が決められた時間で、繰り返し表示する信号機です。タイムスイッチにより交通量が多い時間帯や曜日により信号表示を変えることができるプログラム多段式と呼ばれるものもあります。
横断歩道を渡ろうとする人が押ボタンを押して、歩行者の信号が青になる信号機てす。
細い道の小さな交差点で、黄色と赤色の点滅信号を表示します。
踏切で、列車が通過しない時に青信号を表示し、車両の一時停止が免除されます。
信号機に色々な機能を付けて、信号機の高度化を図っています。
横断しようとする視覚障害者(白杖など)を感知して、信号表示や場所等を音声で知らせ、視覚障害者が安全に横断することができるシステムです。
山口県では、更にこのシステムを改良し、健常者も感知して安全な横断が出来るものも設置しています。
青信号のタイミングを鳥の鳴き声(ピヨピヨ・カッコー)の音で、スピーカーから案内します。
高齢者の方などが押ボタンを押せば、横断のための青時間が延長されます。
発光ダイオード(LED)を使った信号灯器で、太陽光の反射が無く、安全性、耐久性に優れて電気代も節約できます。
青矢印信号の表示により、その方向の車両を優先的、方向別に流したり、右折車の流れの多い交差点に付けて、通行の効率化を図ります。
交差点で横断中の歩行者や自転車利用者と車両が交錯しないように交通整理している信号機で、歩行者等の安全を最優先しています。
県内の主要交差点の信号機には、停電時でも正常に動くように非常用の発電設備を設置しています。